緑区カナコの中国日記

緑区婦人会のMCカナコです。 中国の田舎町でひっそり生活しているゲイ(オネエ)です。

イミグレーションの自動化

最近、中国では、顔認証で支払いができるサービスもあるくらい、顔認証が普及しているのですが、人を見分けるのって、機械のほうが正確なんでしょうね。

識別技術の普及からか、出入国のイミグレーションの際に、自動化ゲートが各国で使えるようになっていますが、中国と日本の自動化ゲートについて。


まずは中国の自動化ゲート。

先日、やっと中国への入国時に、自動ゲート登録をしました。

外国人でも、6ヶ月以上の長期滞在者は、入国時に自動ゲート登録が出来ます。
(出国時は出来ない)
ただし、4月末から始まった指紋登録の関係から、
一度指紋登録の入国をした後に、入国する際に、自動ゲート登録ができます。

たとえば、2018年3月に入国して、2018年9月に入国する際は、まずは指紋登録が必要で、
指紋登録していないと、自動ゲート登録はできません。
順番を割り込んできたオジさんが、見事に断られていました。

アタシは、朝7時に自動ゲート登録をお願いしたのですが、
ちゃんと係員が出てきて対応してくれました。

まずは、自動ゲート登録できる条件が揃っているか
居留許可証の確認と、5月以降に入国しているかを確認し、
その後、用紙を記入して、登録しました。

登録はすぐ終わりますが、顔の確認は、ダブルチェックが必要なようで、
他のスタッフが来ました。

どこに住んでるの?、お酒は飲めるの?とか、
どういう仕事しているの?とか、おそらく自動ゲートとは関係の薄い話をして、
簡単な問答があり、無事に登録完了。

登録完了したら、早速自動ゲートを通ります。
パスポートの顔写真のあるページをスキャンして、指紋認証して完了。

あら、早い。でもここでもう一つ大事なことが。

自動ゲートのあとに、出入境記録賃証を出してくれる端末が別であるのです。
外国人は、ホテルにチェックインする際には、最終の入国日と入国場所を申告する必要があり、
パスポートのスタンプを確認されるのですが、自動ゲートでは、このスタンプがないため、
代わりとなる「出入境記録賃証 Statement of Travel Records」レシートの発行が必要です。

かざすだけでした。簡単。
アタシは、レシートをなくさないように、パスポートに貼り付けています。


日本の自動ゲート
ところで、日本では、以前は、自動ゲートは登録制でしたが、
現在は、登録しなくとも、自動ゲートとなったようですね。
日本は出国時に登録が必要で、しかも朝早くは対応していただけませんでした。

アタシは、以前から自動ゲートを使用していたのですが、
最近は、日本入国時(日本人の人は日本帰国時)には入国(帰国)スタンプをわざわざ押しています。

実は、中国ビザ申請時に、日本への最終入国記録が必要とのことで、
いつビザを申請するかわからないので、日本へ入国する際には、スタンプを押してもらっています。

他にも、絶対必要という訳ではありませんが、
免税店の買物、
市役所への転入の届け出、
自動車保険の休止にも、パスポートのスタンプの確認が必要でした。


ちなみに、ビザ申請の際などは、スタンプが無くても、
入国証明は申請すれば出せるようですが、手続きが必要となるため、
入国時にスタンプ押してもらうのがオススメです。

しかも、自動ゲートの後、係員の人にスタンプ押してもらう時は、
ページ指定してここに押してってお願いできるのが良かったです。

香港でも自動化ゲートがありますので、次回紹介します。

ということで、皆様の中国へのお越しをお待ちしております。