NLGR+2018の感想日記、長すぎてまだ修正中です。笑
せっかくのHIV検査普及週間(6月1~7日)ですし、HIV関連日記を。
毎年NLGR+の後、気になるのが、
Twitterや 出会い系アプリで「HIV陰性」と表明されている人です。
あー心配したけど良かったーっていう気持ちのツイートならまだしも、
(それでも自分で留めておいてほしいものですが、)
あえてアプリで「HIV陰性」とアピールしている方がいらっしゃいますよね。
この「陰性」表明ですが、
「私は安全」という雰囲気ではなく、
「陰性同士で、危ないことをやりたいです」というアピールに見えてしまいます。
もしくは「私は危ないことをやっていますが、今のところ陰性です」と見えます。
そもそもHIV検査は、感染するキッカケがあってから、3ヶ月ないと、感染の判断ができません。
(ウィンドウピリオド)
例えば6月1日に検査を受け、陰性だった場合、
3月1日以前の行為については、陰性でしたが、
3月~5月に、不安全な行為があった場合、陽性反応が出ないだけであって、感染していないとは言い切れません。
「私は陰性です」は、正しくは、「3ヶ月前までの私は感染していませんでした」のアピールとなります。
ですので、Twitterとか、アプリで「陰性」アピールをしている人は、
3ヶ月前までの関係者に向けて、あのときあんなことしたけど、
それまでは陰性だったから安心してね。っていうメッセージを発信しているのかもしれません。
で、ここまでは本人の問題なのですが、
「陰性アピール」が社会的に問題なのは、陽性者に対するイメージを悪くすることだとアタシは思っています。
陰性だから大丈夫。陽性だから大丈夫じゃないっていうイメージを作ってしまっているんですよね。
でも、このイメージって古いんです。
Undetectable = Untransmittable
Undetectable(検出限界以下)であれば、Untransmittable(感染させない)という意味です。
HIV陽性で、治療を始め、ウィルス量が抑えられている人(Undetectable)からは、HIVは感染しません。
HIVって、もともと感染力が低いウィルスなのですが、
今では、投薬して、制御できていれば、相手に感染させることはないんですね。
(ぷれいす東京 生島さんのスタッフ日記参考)
→http://ptokyo.org/blog/post/9848
ってことで、アタシの考えとしては、
Twitterやアプリで「HIV陰性」アピールしている人のほうが、色々知識不足で危なそうと思っています。
しかも、HIVに関しては上記のU=Uの見解ですが、性感染症はHIVだけではありません。
B型肝炎、梅毒などのような感染力の高い病気もありますし、
コンドームを正しく使って、予防しましょう。
NLGR+では、愛知県、名古屋市ブースや、ヤるプロ CBOブースでコンドームを配布されていまして、
セーラームーンのパッケージ(可愛すぎる!)や、
S、M、L、LLサイズのこのドームが配布されていました(Lサイズが人気との噂)
コンドーム欲しいわとか、(コンドーム欲しいけど表面的には)HIVに関してもう少し情報が欲しいっていう方は、
ぜひ、名古屋のコミュニティーセンター rise に行ってみてはいかがでしょうか。
riseとは? - rise
NLGR+の事務所?
って勘違いされている人いらっしゃいますが、コミュニティーセンターですよ。
ちなみに、中国のゲイバーでも、コンドームが無料で配布されていたり、
町の薬局でも無料配布されていたりします。
なんと、先日上海の某トイレに行ったら、公衆トイレにも無料で配布されていました。
中国って、現実的な判断をするとこが好きですw
ということで、皆様の中国へのお越しをお待ちしております。