中国で生活していてよく使う言葉の一つが、
「問題ない」を意味する「没問題メイウエンティ」です。
同僚の仕事に対して、大丈夫なのかしら?って思って、
「有没有問題?(問題無いの)」って聞くと、たいてい「没問題」って言われるのですが、
問題があっても、あんまり問題があると言わないので、
何回聞いても「没問題」
そのうち、「没办法メイバンファー(方法がない)」っていう回答に変わって、
やっぱり問題あったじゃん!っていうことはよくあるお話です。
中国のメンツの文化だからでしょうか。
それとも、コミュニケーションがうまくとれていないのでしょうか。
なかなか問題があるとは素直に言えないのでしょうかね。
没問題は、しょっちゅう使うのですが、
最近、日本から出張に来た同僚が、同じように「問題ない」って言う言葉をよく使っていました。
「ご飯は口に合いますか?」に対して、「大丈夫」とか「問題ない」と答えたり、
ホテルは快適ですか?に対して「問題ない」だったり。
この「問題無い」っていう回答って、意外と失礼なんじゃないかと思いました。
そもそも問題があるのが前提で、問題は無い。
大丈夫じゃない可能性が高いと思っていて「大丈夫」という回答なんですよね。
と言いつつ、アタシも意外とよく使ってしまう表現なので、今度から気をつけようと思いました。
中国に来ると、色々と見下している人が多いので、もう少しリスペクトをもって、期待感を持って欲しいなと思うし、
中国の良いところも色々お伝えできればなぁと改めて思ってます。
ということで、皆様の中国へのお越しをお待ちしております。